寝具お役立ち情報

低反発と高反発の違い

更新日:

低反発

※2019年2月28日に情報を追記し、再度公開しました。

こんにちは。森本です。

ネットや寝具売り場では低反発や高反発の枕・マットレスが売られていますよね。
種類もいろいろありますが、皆さんは低反発と高反発の違いってご存知ですか?どちらがいいと思いますか?
低反発は柔らかくて、高反発は硬いのかな?くらいに思っている人が多いのではないでしょうか。
というわけで低反発と高反発の違いについてまとめました。

ここで言う低反発とはトゥルースリーパーやテンピュール等の低反発ウレタンの事。
高反発には高反発ウレタンというものもありますが、ここでは高反発の対象をエアウィーヴやブレスエアーといった立体網状構造体のものとします。
90%以上が空気。という風なうたいのものです。

低反発には低反発ウレタンが使用され、高反発にはポリエステルやポリエチレンが使われています。
まずはそれぞれの特徴からみていきましょう。

低反発の特徴

低反発に卵を落とす

低反発素材はまるで身体をトレースするように、体格や姿勢に合わせてじんわりと沈み込みます。
基本的には値段が高いほど密度が高くへたりにくくなります。
ただし、有名メーカーの商品には有名人やスポーツ選手の起用によるブランディング費用もかかっていることも理解しておきましょう。

・体圧分散性

反発力が低くゆっくりと沈み込み、体圧分散性に優れます。
昔テレビで低反発素材の上に卵を落としても、衝撃を分散するので割れないのを見たことがあります。
人が寝る場合は体圧を分散し、部分的に負担がかかりません。
乗ると不思議なくらいゆっくりと沈み込むので初めての方は驚くかもしれません。
ただし、体格が大きめな方は必要以上に沈み込み、体圧の集中や寝返りを阻害してしまう恐れがあります。

・通気性

低反発という素材の特性上仕方ない部分ではあるのですが、通気性は悪いです。
押し返しが弱い=空気の抜けや戻りがゆっくりということなので、必然的に通気性も悪くなります。

・寝返り

身体の凹凸に合わせて低反発が沈み込み体圧を分散することが低反発の良さですが、
沈み込むので寝返りはしにくくなります。

寝返りがしにくいので腰に問題のある方は低反発は避けたほうが無難でしょう。

寝返りの重要性は別記事で紹介しています。
寝返りの重要性について

・洗濯性

一度濡れると全然乾きません。
また、濡れたまま持ち上げると低反発ウレタンの劣化・損傷につながります。
基本的には汚れないようにカバーを掛け、カバーを洗濯しましょう。

・重量

低反発ウレタンは高密度なものが多いため、比較的重いものが多くなります。

・値段

有名どころの商品は高いですが、比較的安価なものもあります。

・購入の際確認すべきこと

確認すべきポイントは商品重量、または密度(D)です。

ウレタンの密度(D)が高いとその分重量は増えますが、へたりにくく長持ちします。
ただ、重たすぎると扱いにくくなるのでご自身の状況と照らし合わせてご判断ください。

密度とは別でニュートン(N)数というものもあります。
ニュートン(N)とはウレタンの硬さや反発力のこと。
低反発マットレスは押し返す力が弱いので、およそ100ニュートン未満のものがほとんどです。
ニュートン数はあくまでも硬さや反発力を表すものであり、品質を表すものではありません。
ニュートン数が多い=反発力が強いからいい商品ではなく、ご自身に合ったニュートン数の商品を選ぶことが大切です。

たとえば、密度30・ニュートン90のものと密度50・ニュートン50のものがあったとすると、
前者のほうが硬くしっかりしているように感じますが、後者のほうが長持ちし、その分価格も高くなります。

高反発の特徴

高反発素材を手で押す

低反発とは逆に、横になってもほとんど身体は沈みません。
慣れない方は身体が沈み込まないので硬く感じると思います。
なんというか、腰やお尻など重たい部分だけが自然に沈む感じです。
個人的にはですが、高反発の商品は有名人やスポーツ選手の起用によるブランディング費用が顕著に表れているなと思います。
*実際に高反発の素材は高いのでぼったくっているというわけではありません。

・体圧分散性

高反発は硬いというイメージを持つ方もいらっしゃいますが、
高反発=押し返しが強いということです。
腰やお尻など、体の中でも重たい部分は自然な形で沈み、体圧を分散します。
卵を落としても割れないかもしれません。が、ものすごく跳ね返って床に落ちて割れると思います。

・寝返り

押し返しが強いので少しの力で寝返りができます。

・通気性

高反発素材に代表される「エアウィーヴ」や「ブレスエアー」は3次元の網目構造になっており、
非常に通気性が高いです。

・洗濯性

保水性がないものが多く、シャワーで洗えるものが多いです。

・重量

一般的な敷布団と同程度の重量のものが多いです。
軽いとまでは言えませんが、取り扱いに困ることはないと思います。

・値段

有名どころはとにかく高い。安価なものも出回り始めていますが、それでも高反発タイプは高い部類に入ります。

・購入の際確認すべきこと

エアウィーヴやブレスエアーといった高反発系には、密度やニュートンといったわかりやすい指標がありません。
出来れば店頭で実際に硬さや感触を確認してから購入されることをお勧めします。

低反発と高反発の比較

*この比較はあくまでも一般的な低反発と高反発の比較です。
通気性の良い低反発等、改良された商品もあります。

比較だけで見ると高反発のほうが優れているように見えます。
が、実際はそう簡単なことではありません。

性能の比較として評価がしにくいので比較表には入れていませんが、感触がまるっきり違います。

低反発はまるで包み込まれるかのようにゆっくりと沈み込み、身体を受け止めてホールドしてくれます。
一方高反発はホールド感はありません。弾力が強いです。
この感触の違いが決定的で、性能云々よりも好き嫌いがでるポイントです。

まとめ

高反発がおすすめな方

硬めの寝心地が好きな方
暑がりな方・代謝の良い方
腰痛や肩こりの方
体格が大きめな方

低反発がおすすめな方

柔らかめ・包み込まれる寝心地が好きな方
体格が小さめな方

腰痛でお悩みの方は高反発のほうがおすすめです。
腰痛の原因は様々なので、高反発にすれば腰痛が治るというわけではありませんが、悪化することは少ないでしょう。
逆に低反発に変えると腰痛が悪化することは考えられますのでご注意ください。

高反発、低反発のどちらが良いかですが、性能・機能面で言うと高反発に軍配が上がるかな、といったところです。
あとは実際に店頭などで感触を確かめて、自分に合ったものを選んでいただけると幸いです。
ご希望であれば、弊社のショールームで感触を確かめていただけます。
お電話やメールでご連絡の上、お気軽にお越しください。

この記事を投稿したスタッフ

森本 圭輔
森本 圭輔娘が可愛くてかわいくて仕方がない森本です!
「寝具」という商品にとらわれることなく、睡眠や寝具を通してお客様の健康を担う覚悟でいろんなお取引様への営業をしています。
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