目次
以前のブログで寝返りの重要性について少しだけ触れましたが、
今回は寝返りの重要性についてのまとめです。
以前の記事はこちら
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理想の寝具の条件とは
寝返りなんて寝ている間に勝手にするんだからわざわざ知ることでもないよ、という方も、
改めて寝返りの重要性を知るいい機会なのでぜひご覧ください。
そもそも寝返りって何?
寝ている間に横を向いたり、姿勢を変えたりすることです。
寝ている間に20回前後寝返りするといわれています。
寝返りをすることで布団の中の湿気を逃がしたり、温度を調節したり、血行を促したりと
寝返りで得られる効果は様々です。
じゃあ寝返りをたくさんしたほうが良いかというと、そんなことはありません。
必要以上に寝返りの回数が多いと睡眠が妨げられ、睡眠の質が低下してしまいます。
身体が寝返りをしたがっているときに、無意識に自然と寝返りができる寝環境が一番重要です。
では、寝返りについてまとめます。
寝返りの効果
1、血行を促す
ずっと同じ姿勢で寝ていると、同じ部分が圧迫され続けます。
その結果、血行不良やしびれなどの症状が出てしまいます。
ずっと同じ姿勢でいることは腰痛や肩こりの原因にもなりかねません。
寝返りをすることで体圧が集中する部分を変えたり血行を促したりしています。
2、体温調節
眠っていると布団内の温度は体温により上がっていきます。
寝返りにより布団内の空気を移動させ、外気を取り込み温度を調節します。
3、湿度調節
人は眠っている間にコップ一杯ほどの汗をかくといわれています。
かいた汗は衣服や布団が吸ってくれていますが、布団内の湿度は上昇し、
不快指数が上がります。
理想的な寝床内気象は
「布団内の温度33℃±1℃、布団内の湿度50%±5%(寝床内湿度)」
とされています。
寝返りにより布団内の空気を入れ替え、湿度も調節しています。
4、体のゆがみを直す
その日に生じた体のゆがみを元に戻す効果があるともいわれています。
寝返りは人間の自然治癒力の一つです。
ここまで読んでくださった方なら、寝返りがいかに重要なものかわかっていただけたと思います。
しかし寝返りは眠っている間に起こる無意識行動なので自分で回数を調整することはできません。
なので、寝返りを打ちやすい寝環境を整えることで楽に寝返りを打てる状況を作り出しましょう。
●寝返りを打ちやすい寝環境とは
1、敷布団やマットレスに適度な反発力がある
柔らかすぎる敷布団やマットレス、あるいは低反発素材は体が沈み込み、
寝返りを打ちにくくなってしまいます。(低反発は体圧分散性に優れているので一概に悪いとは言えませんが)
2、頭が沈み込み過ぎない枕であること
ボリュームがあってふかふかな枕は気持ちが良いですが、
寝ている間に頭が沈み込んでしまう枕は寝返りを阻害します。
3、極端な凹凸のない枕であること
中央部分が極端にくぼんでいたり、両サイドが極端に高くなっている枕も
寝返りを素材するため避けたほうが無難です。
つまり、寝返りがしやすい寝具とはマットレスや敷布団でいえば適度な反発力があり、
体圧分散性もあり、通気性も優れていること。
枕でいえば沈み込み過ぎず極端なくぼみや高低差のある形状ではないことがあげられます。
これから新生活がスタートする時期になりますので、
ご自身の寝環境について一度見直してみるのもよいのではないでしょうか。
具体的に寝具の購入を考えておられる場合は
お電話やメールでお問い合わせください。
一人一人に合った寝具をチョイスさせていただきます。
または下記のホームページでも商品を購入できますので、
興味のある方はご覧ください。
この記事を投稿したスタッフ

- 娘が可愛くてかわいくて仕方がない森本です!
-
「寝具」という商品にとらわれることなく、睡眠や寝具を通してお客様の健康を担う覚悟でいろんなお取引様への営業をしています。
商品本位の考え方になりがちですがお取引先様、そしてその先のお客様にも喜んでいただける提案を心掛けたいと思っています。
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